公益社団法人 福岡県国際交流センター

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こくさいひろばカフェで世界一周Vol.73「アメリカ(ハワイ)& メキシコ」

活動報告

当財団では県内の学校や公民館等に、外国人講師や、外国での生活や活動経験のある日本人講師を派遣・紹介する国際理解教育推進事業を行っています。こくさいひろばカフェでは、その国際理解教育の講師として活躍する方々が登場し、世界の文化を紹介します。

こくさいひろばカフェで世界一周Vol.73「アメリカ(ハワイ)& メキシコ」

 日時

2023年1月8日(日)14001530

 会場 Zoomでのオンライン開催
 主催

(公財)福岡県国際交流センター

 参加料 無料
 参加者

26名

 講師 仲村 せり ちよ 氏(ハワイ)        川島 麻耶 氏(メキシコ)

内容

14:00 ~14:03 開会

14:03 ~15:03 講師によるハワイ、メキシコの紹介

15:03 ~15:30  質問タイム、閉会

 

(開

司会者が「県人会」について紹介。講師の紹介をした。

 

(各の紹介

 仲村 せり ちよ 先生によるアメリカ(ハワイ):

ハワイ諸島8つの島の成り立ち、伝統的なお祈りをするレイデー、ハワイの伝説を伝える踊りであるフラダンス、食文化について写真や動画を見せて分かりやすく説明。ハワイ諸島は全部で137島あるが、これらの諸島は太平洋プレートにあるマグマホットスポットで火山形成によって成立したと説明。毎年、5月1日は、ハワイでは「レイデー」と言われ、レイを(神様や人に)あげる習慣があり、「レイ」には「尊敬」という意味があると解説。レイは葉っぱ、ナッツなどで作られ、卒業式や誕生日や葬儀や結婚式でレイをあげる文化があると説明した。また、フラダンスはハワイの伝説を子孫に伝えるためのもので、例えば、ペレの神様(火山と火の女神)の話はそれをチャント(一定のリズムと節を持った、祈りを捧げる様式)にして、それにあわせて踊る。さらに、ハワイで人気のある料理の一つに、カルアポークという豚肉の料理があるが、土の穴(イムと呼ばれるストーブ)を使って料理することを写真を見せて解説した。今日ハワイの食文化は、いろいろな国からの習慣を混ざりあってできたものであることが、ユニークな料理とともに紹介された。

 

川島 麻耶 先生によるメキシコ

 川島先生はメキシコのブラウスを装って登壇した。メキシコを北部・中央部・南部に分け、また先生の故郷であるモンテレイについて、それぞれ自然、食文化、観光スポットなどを紹介した。メキシコの正式名称は、「メキシコ合衆国」であり、その略称である「メヒコ」の由来の1つとして、当時アステカ人の奴隷であったメヒカ人が、関連している。次に、キンセアニェーラと呼ばれる女性の15歳の誕生日の祝儀について紹介した。また、メキシコの有名な祝祭の1つにゲラゲッツァと呼ばれる舞踊(ぶよう)の動画を見せて紹介した。 さらに、観光スポットとして、美しい海、天然の泉や海辺、世界遺産(古代都市チチェン・イッツァ)、テキーラの産地などを紹介した。続けて、メキシコ第3の都市、モンテレイについて、まず大規模なメキシコ企業の発祥地であること、アメリカとの国境に近いので外資系企業も多いこと、写真には必ず山が映るほど山に囲まれた街であるなどを解説した。自然の観光スポッがたくさんあり、中には馬のしっぽの形のように流れている滝やドラマチックな岩山などがあることを紹介した。食文化としてバーベキューをあげ、特にサッカーの試合があるときは皆でバーベキューをする。また、モンテレイにはMARCO現代美術館など、音楽やデザイン見どころも多い。日本からの移民の影響で現在多くの日系企業があると説明した。


 

 

 

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